工場・設備紹介 Factory Equipment
最新設備機器・先進安全自動車(ASV)などの点検整備
◇ASV点検・整備 広島市トップクラス
ASVの整備や点検は、道路運送車両法施行規則で特定整備といわれています。前方をセンシングするためのデバイス、カメラ(複眼/単眼)、ミリ波レーダーや赤外線レーダーが取り付けられているバンパーやグリル、窓ガラスの脱着は電子制御装置整備作業を伴い整備難易度も高く、それ相応の設備も求められます。
最新設備・機器を導入し、ASVの点検・整備・修理は広島市でトップクラスの実績の中元自動車にお任せください。
◇エーミング
エーミングとはASVの機能が正しく作動するための校正作業です。
・電柱に接触してバンパーを脱着し修理した
・飛び石でフロントガラスに亀裂が入りガラス交換した
・接触事故によりホイールアライメントを行った
など、電子制御・安全装置に関わる箇所を修理したときは写真のような装置で点検・検査をし、確実に機能しているかどうかをチェックします。点検整備の条件はメーカー・車種によって異なります。
中元自動車では最新装置を導入しており、通常2時間前後かかる作業を1人で短時間で効率的に行えます。国産全車種と輸入車の一部を検査することができます。
エーミング検査例
・アダプティブクルーズコントロール(先行車追従運転)
・アラウンドビューモニター(自車360°ビューによる駐車アシスト)
・ブライディングスポットディテクション(死角になりやすい斜め後方車両検知)
・車両逸脱警報(車線はみ出し警報)
・後部衝突警報(追突の危険性がある車の検知)
・ナイトビジョン(夜間や悪天候時にドライバーの視界を改善)
エーミングの校正作業
白黒のターゲットで動作確認
◇特定整備認証スキャンツール
特定整備認証スキャンツールは、国産車はもちろん、世界で市販されている車のエーミングに対応したソフトがインストールされているタブレット端末です。
車検証にはQRコードがついており、QRコードをスキャンツールで読みこむことで、その車の情報を取得します。車両とスキャンツールとを通信し検査。不具合があれば修正します。
エーミング作業完了後、専用フォーマットでレポートを作成でき、パソコンやスマートフォンに送信して共有したり、印刷したりできます。
車両情報をスキャンツールに送信
スキャンツールで車両情報を取り込み
車検証のQRコードを読み取り
◇高精度なジグ修正
現代の車に広く採用されているモノコックボディは約100年前に誕生。ボディのねじれやたわみ(剛性)に強くハンドリングや乗り心地の向上に役立っています。加えて、衝撃吸収力に優れ、ボディ全体で衝撃を分散する構造のため安全性が高いのが特徴です。1994年から新衝突安全基準が適用され、衝突時により乗員の安全を確保するためにキャビン(室内)を堅牢にし、車体前後をクラッシャブルゾーン(つぶれしろ)とし、衝撃を吸収する構造になっています。そのため、衝突事故(車対車・車対物)や縁石に大きく乗り上げたりするとフレームが歪むことも珍しくありません。
・真っ直ぐに運転しているのに少し曲がる
・タイヤの摩耗が不均等
・悪路を走ると以前より揺れる感じがする
といった症状がある場合はどこかが歪んでいる可能性があります。
車のフレーム修正は*ボティアライメントとホイールアライメントの確保です。
一般の自動車修理工場では「勘・コツ・経験」に頼った従来のステップ固定修正機でフレーム修正を行います。
中元自動車では、損傷の程度によっては精密に元の寸法に戻すために、ジグ修正をしています。ジグ修正は変形箇所の高さ・幅・奥行の3次元の寸法を「計測・修正・固定」するやり方のため、ミリ単位で正確に直すことができます。
*アライメント=正確な角度と位置
ジグ修正により正確に修理1
ジグ修正により正確に修理2